庭の花:オオスカシバがやってきた

 仙台では、お盆には秋風が吹くと言われてきましたが、少し暑さが長引いてこの頃やっと秋風が吹き始めました。朝晩はほんとうに涼しくて、風邪の引きやすい私はけっこう気を遣っています。

 花も少しずつは咲いていますが、暑い盛りを前に切り戻したものがこれから少しずつ咲いてくれるだろうと期待しています。
 明日にでも、実生苗のパンジー、ビオラをポットに移植しなければなりません。今年は6種類だけにしました。年々、作業がしんどくなってきているのです。


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 アルストロメリア。草丈が大きくならない種類です。春に咲いて、この株だけが咲き戻してくれました。地植えにしていたのですが、調子が出なくて、春先に鉢にあげました。 (2013/8/23)


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 ルリマツリ(プルンパーゴ)。今年、種を蒔いて育てたものです。1年目はそんなに期待していなかったのですが、それなりに咲いています。欲しくて欲しくてたまらなかった花ですが、仙台の冬越しが心配でなかなか手が出なかった花でした。来年以降が楽しみです。 (2013/8/24)


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 ガウラ(ハクチョウソウ)。だいぶ前から庭で咲いています。3年ほど前に模様替えで移し替えてから少し調子を落としましたが、何とか回復しつつあります。 (2013/8/23)


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デュランタ“宝塚”。5年前くらいの鉢植えの頂き物です。剪定の時期によって、いろんな季節に咲きます。部屋で冬越しさせているときに咲いたりします。頂いた苗木から取り木をして2鉢に増やして、剪定時期を変えて楽しんでいます。もう一鉢は、今は枝の成長期です。 (2013/8/28)
 

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 ペチュニア“さくらさくら”。わが家に1番最初にやってきたペチュニアです。無加温温室で冬越しして、春先に芽差しをして年々繋いできました。いろんなペチュニアに手を出しましたが、この花がわが家には1番合っているようです。 (2013/8/24)


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 フウセンカズラ。ほとんどが色づいてきました。もうそろそろ種を取っておしまいにしなくては。昨年の春、知人が種を届けてくれてから、わが家の住人です。 (2013/8/28)



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 ゴーヤ。2階の温室の日除けはずっと朝顔の仕事でしたが、今年はじめてゴーヤを植えてみました。10cmほどに育ったのを見て、もう少し大きくなるだろうと思っていたら、ほとんどが黄熟して実が開いてしまいました。かろうじてこれだけを収穫しました。八百屋さんのゴーヤのように大きくなると、欲どおしく待っていたのが失敗のもとでした。 (2013/8/24)


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 オオスカシバの幼虫。3年ぶりにやってきました。3匹のオオスカシバの幼虫に丸坊主にされたヒメクチナシですが、今年は花も咲かせるほどにすっかり回復しました。期待通りの来臨です。今のところ、この1匹だけなので安心しています(3匹で丸坊主にされるほどの小さな木ですので)。残念ながら、今年は親のオオスカシバの姿は見ることができませんでした。その姿を見たくてクチナシの葉を提供しているというのに……。 (2013/8/28)
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パスタ用トマトソースを作る (2013/8/22)

 作り置き用のトマトソースを作りました。もちろん、私のオリジナルではなくて、片岡護さんのレシピをもとにしています。
 もともとのレシピから、高年齢家庭用に少し変更を加えています。玉ネギの量は2倍くらいに増やし、人参も加えています。これで少し味がまろやかになるように思います。
 最大の変更点は、玉ネギをじっくり炒める時間やトマトソースを煮込む時間が半分くらいというところでしょうか。作り始めるときは、頑張って1時間炒め、1時間煮込むつもりでいるのですが、たいていその半分の時間でギブアップしてしまいます。それでもおいしく食べられるので、次回も簡単にギブアップする、という繰り返しです。

 片岡護さんのレシピを見ていただければいいのですが、私流のいい加減もいちおう紹介しておきます。


トマトソースを作る
【材料】
  ホールトマト……4缶(1600g)
  玉ネギ……3個
  人参……1本
  ニンニク…5片
  バジルの葉…10枚くらい
  オリーブオイル……大さじ8杯
  塩……小さじ2杯
  黒胡椒……適量

【作り方】
① 半割にして繊維に垂直に1cm厚に切った玉ネギ、薄い輪切りの人参、半割にして芽を取ったニンニクをオリーブオイルで炒める。

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 炒め始めてから15分くらい。ずっとかき混ぜ続ける。 (2013/8/22 10:16)

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 これくらいになる頃にはだいぶ飽きてくる。 (2013/8/22 10:26)

② よく潰したホールトマト、バジル、塩、黒胡椒をフライパンに加え、よくかき混ぜながらに続ける。

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 トマトやバジルを加えたところ。 (2013/8/22 10:28)

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 それをかき混ぜるとこんなふう。 (2013/8/22 10:30)

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 弱火でかき混ぜながら煮ていくと……。 (2013/8/22 10:48)
 
③ ミキサーにかけて、もう一度フライパンに戻して、5分ほど火を通す。

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 これを小分けして冷凍保存しておく。 (2013/8/22 11:03)



トマトソース・スパゲッティを作る

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【材料(3.5人分)】
  スパゲッティ(1.4mm)……310g
  バジルの葉……10枚くらい
  トマトソース……600g
  オリーブオイル……適量
  パルメザンチーズ……適量

【パスタを作る】
① フライパンにオリーブオイルとバジル(5枚)を入れ、香りを立たせる。
② トマトソースを入れて火を通す。茹で上がったパスタを加え、よく和える。火を止め、パルメザン・チーズ、オリーブオイル、胡椒で味を調える。
③ パスタを盛りつけ、残りのトマトソース、パルメザンチーズ、バジルの葉をのせて完成。



 このトマトソースを作った日のパスタだけは、レシピ通りのソースの量を使っていただきます。そんな贅沢は当日の1回だけで、作り置いたソースを使うときはレシピの半量くらいを使って、そのかわり、茄子やらモッツァレラやらを加えています。
 レシピ通りのソースの量を使うとこってりしてとてもおいしいのですが、柔らかい味なのにだんだん重くなる感じがします。高年齢家族には半量くらいのソースがあっさり食べられていいようです。

鮎そうめん(2013/8/21)

  腹に引く朱のなめらかに太りたるふるさとの鮎食ひつつかなし
                         宮柊二 [1]
  
 今年のふるさとの鮎はさっぱり釣れなくて、私にとって悲しいのは釣れないことで、まったく文学的ではありません。
 それでも、昨日、鮎釣りに行ってきました。塩焼きを1回、鮎飯を1回、鮎そうめんを1回、それぞれ家族で食べる分くらいの釣果がありました。
 昨夜は鮎の塩焼きで、今日のランチは鮎そうめんです。 

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【材料(3.5人分)】
  そうめん……400g
  鮎……5尾
  キュウリ……1本
  大葉……5枚
  卵……1個
  おろし生姜……大さじ1杯
  万能ネギ……3本
  出汁……1000cc
  薄口醤油……大さじ6杯
  日本酒……大さじ3杯
  味醂……大さじ2分の1杯
  砂糖……小さじ1杯
  塩……大さじ3杯


【作り方】
① 塩でヌメリを取った鮎は、はらわた、血合いをきれいに取って、塩焼きにしておく。
② 卵は薄焼き卵にして短冊切りにしておく。輪切りのキュウリは、塩で軽く揉んでから塩を洗い流して水を絞り、1cm長の大葉の千切りを和えておく。万能ネギは小口切りに。
③ 鮎から出るダシを楽しむため、あらかじめ昆布と鰹節で作っておく出汁は一番出汁であっさりと。冷たい出汁に粗熱を取った鮎とおろし生姜を入れて中火にかける。日本酒、味醂、砂糖、薄口醤油と入れて、塩で味を調整する。沸騰してから10分ほど煮て鮎を取り出し、出汁は冷やしておく。
④ 粗熱を取った鮎は、頭、胸鰭、腹鰭、背鰭をはずして、3枚おろしの要領で骨をはずす。細い腹骨も丁寧に取って冷やしておく。
⑤ 冷やしたそうめんの器に出汁をかけ、鮎、揉みキュウリ、薄焼き卵を盛りつけ、万能ネギを散らして完成。


 鮎そうめんの作り方はいろいろあるようですが、わが家でははらわたを取って塩焼きにしたものを使います。仕上げの出汁の味があっさりとしていることと、出来上がりの鮎の身が締っていることを期待しています。
 若かった時分、体力にまかせて釣りまくった鮎を子どもたちにたくさん食べてもらうために骨やはらわたをはずしたのが、そもそもの始まりです。今は、109才の義母の食べやすさのため、同じ方法がそのまま続いています(じつは私もこの方が好きなのですが)。
 もちろん、塩焼きで食べるときははらわたを取りません。

 塩焼きにすると飾り塩を丁寧にしても尾鰭や背鰭が焦げてしまうことがあります。出汁で煮る前に焦げた部分をできるだけ取っておきますが、炭化した鰭が出汁に浮くようなときは最後に漉してしまうこともあります。

 いつもののように砂糖、味醂の量ははできるだけ抑えてあります。


[1] 『宮柊二歌集』宮英子・高野公彦編(岩波文庫 2002年、ebookjapan電子書籍版)p. 133。

街犬イオ:サブちゃんと

 イオが2才から3才にかけてもっともよく遊んだのは、サブちゃんという同年の牡犬です。体の大きさもほぼイオと同じくらいで、イオの方がサブちゃんに夢中だったのです。
 それは、どうもイオの恋であり、あっという間の失恋だったのです(その辺のいきさつはこちらに)。


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家犬イオ:墓参ドライブ(2013/8/13)

 イオの父方(つまり、私)の実家の墓参に行きました。気配を察したイオは朝から落ち着きません。私たちが花やらお土産やら準備をしている回りをうろうろしています。私がトイレに入ると、心配のあまりトイレのドアを開けて入ってこようとします(引き戸は無理ですが、家のドアは全部開けます)。しょうがないので、イオを一足先に助手席に乗せておきます。助手席に乗ってしまえば、「連れて行ってもらえる」と確信できるので大安心なのです。

 車で1時間ほどで私が生まれた田舎に着きます。実家の甥に挨拶して早速墓参りをしました。昔とは違って、きちんと区画された団地のような墓です。昔は「大きな欅の木の傍」と覚えていたわが家の墓は、「東から◯列目の△何番目」というふうに覚えて辿り着きます。

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      (2013/8/13/13:29)

 この墓には祖母、両親、次兄夫婦が眠っています。両親の代にこの町で暮らし始めた家系で、すくなくとも私はその上の代の事はまったく知りません。この墓から連なるなかで一番若いのはイオです。墓守ふうのポーズを取りますが、私の家族はまた別の墓です。

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      (2013/8/13/13:34)

 真夏の炎天下、完全舗装の墓地はイオにとってはちょっとした地獄、車に乗り込むとほっとしています。

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      (2013/8/13/15:14)

 実家の墓参が終ったら、もう一つの寺へ行きます。長兄は同じ町内の他家へ婿入りして、その家で亡くなりました。兄嫁、甥の家族に挨拶をします。イオは、その家の番犬「コロ」くんに挨拶をしました。イオがギリギリのところまでしか近寄らないので、コロはやや不満そうです。

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      (2013/8/13/15:29)

 行きの東北道はすでに渋滞していて、SAで遊ぶなんてとても無理。帰りのSAのドッグランを期待していたのですが、SAの駐車場は満杯、ドッグランを横目に見ながらまっすぐ帰ってきました。短いドライブなので、あきらめは簡単につくのです。

山の花:南蔵王縦走路 (2007年8月15日)

 いつもイオと山を歩くのですが、このとき、イオは留守番です。登山客が多いだろうと思って我慢してもらいました。

 南蔵王縦走路は、蔵王エコーラインの刈田峠から杉ヶ峰(1745m)、屏風岳(1817m)、南屏風岳(1810m)、不亡山(1705m)のコースです。


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高山植物の花が咲く尾根筋の道。


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イワショウブ。やや湿ったところに咲いていました。


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 ミヤマシャジン。


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 ウスユキソウとミヤマアキノキリンソウ。

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 ハクサンフウロ。ミヤマシャジンも一緒に咲いていました。


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 ヤマトリカブト。花はとても美しいのですが……


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 ミヤマキタアザミ。意外に地味なアザミですが、群生していました。


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 エゾシオガマ。これもたくさんありました。


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 ヤマハハコ。ハハコグサなので見慣れた感じがします。


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 シロバナハナニガナ。低地のジシバリに似ていますが、はるかに端正で良い花です。


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 花名未詳。高さ10~15cmくらいで5弁花です。この植生の手前は礫の裸地でした。
 ベニバナミネズオウに似ていますが、蘂が突出してること、葉が広く大きい点で異なっているようです。4弁のチシマツガザクラとは、葉がまったく違います。葉はどちらかといえば、アカモノやシラタマノキと形が似ていて、ややそれらよりも柔らかい印象を受けます。
 ツツジ科という判断ですが、まったく違う科なのかもしれません。

街犬イオ:コロ、チョビ、チョコ、クッキー、ラン

 イオの写真を眺めていると、イオが街で出合った犬の写真は、2,3歳の頃に集中しています。イオが若くて活発で、他の犬に強い興味・関心を示していた時期ということだったかもしれませんが、飼い主の気まぐれでたまたまそうなったということです。

 イオが2歳の頃の散歩で出合って犬たちです。

【コロ】
 コロちゃんです。出合った頃は立派な成犬(牡)で、写真で見るように、イオを邪険に扱うわけでもなく、かといって遊んでくれるでもなく、「うるさくするなよ」といった感じで泰然としている犬でした。
 かまってもらえないイオは、飼い主さんに愛想を振りまいておやつにありつこうとしています。優しい飼い主さんで、図に乗ったイオはお散歩バッグに顔を突っ込んでおやつを探しています。 
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          (2003/8/23)


【チョビ】
 みんなが、「チョビ、チョビ」といって可愛がってた牝犬です。イオを警戒していて、なかなか近付いてきてくれません。飼い主同士が立ち話をしているあいだ、しょうがなくて我慢していたようです。
 3ヶ月ほどのお付き合いで、引っ越して行ってしまいました。
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          (2003/8/23)


【チョコ】
 仙台市の中心部、青葉通りの大きなマンション暮らしの老犬(牡)でした。毎朝、公園をゆっくりと散歩していて、チョコから近寄ってくることはありませんが、駆けつけるイオの挨拶は必ず受けてくれるのでした。その貫禄に、イオはいつも緊張ぎみでしたが。
 4ヶ月を過ぎた頃から、チョコと出合う機会が間遠になって、いつのまにかふっつりと会えなくなってしまいました。
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          (2003/8/25)


【クッキー】
 現在までつきあいがいちばん長い犬です。ほぼイオと同じ年齢、同じ体格です。牝犬どうしなので微妙なライバル関係です。
 1時期は恋のさや当てがあって、それ以降は、写真のように絡むことはなくて、2mほどの距離感のつきあいが続いています。
 ずっと遠くで互いを発見すると、イオもクッキーも飼い主を引っ張るように近寄っていきます。通りがかりの人が「おっ、仲よしなんですね」と言ってくれますが、それは違います。お互いの飼い主をめがけて走っているのです。私がクッキーに、クッキーの飼い主さんがイオにおやつをいくつかやるというのが習慣になっているのです。最近では、おやつを出すタイミング、おやつの数、「はい、おしまい」まで飼い主どうしのタイミングは完璧になっています。
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          (2003/8/29)


【ラン】
 ランちゃんです。おっとりしたお嬢さん犬でした。
 他の飼い主さんからおやつをもらったのは、ランちゃんのお母さんが初めてでした。犬用のクッキーだったのですが、それを食べたことのないイオは、横を向いてぷっと吐き出してしまって、妻や私を慌てさせました。
 そんな無礼犬なのに、ランちゃんのお母さんは、会えば必ずおやつを振る舞ってくれるのでした。ただし、イオではなく「はいっ」と言って私たちに手渡すのです。
 ランちゃんの家は、いつも出合う公園を挟んで反対側にありました。あるときからランちゃんを見かけなくなったので、一度ランちゃんの家近くまで出かけてみました。期待半分だったのですが、さいわい散歩中のランちゃんに会えました。でも、その頃は家の回りだけを散歩しているということでした。
 そのすぐ後にランちゃんは亡くなったと、街で出合ったお母さんから聞かされました。
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          (2003/8/29)

庭の花:ヒメクチナシ、ルリタマアザミ……

 梅雨の間はほとんど25℃を超えなかった仙台も、梅雨明け後は30℃を超える毎日です。庭では夏の花がポツポツ咲いています。

 川の傍のわが家の庭には蚊が大群をなしていて、花の写真を撮りに行くと2,3ヶ所は必ず刺されてしまいます。1,2枚の花のために長袖長ズボンに着替えたり、蚊取り線香を焚いたりするのは面倒で、いちおうスプレーはするのですが、必ず刺されてしまいます。


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 ヒメクチナシ(2013/8/7)。小さな灌木ですが、オオスカシバの幼虫に丸坊主にされて、気息奄々、2年間花を休んでいました。

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 オオスカシバの幼虫(2010/9/19)。この年に丸坊主にされました。毎年来ていたのですが、丸坊主にされたのは初めてでした。オオスカシバは蛾の仲間ですが、昼日中に花の蜜を吸いに来ます。ハチドリのようにホバリングをしながら蜜を吸います。その姿を見るのが毎年の楽しみでした。オオスカシバの幼虫はクチナシの葉しか食べないので、やむを得ずクチナシの葉を提供していたのですが、葉が少ししかなかった2年間はやってきませんでした。
 今年はやってくるのかどうか。できれば1,2個の卵で勘弁してほしいのですが。

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チコリ(2013/8/7)。西洋野菜のチコリ(エンダイブ)の花です。軟白化して食べようと試みたのですが、うまくできなくて「苦菊菜」という和名そのままの苦いばっかりだったので、庭に植えっぱなしで花を楽しんでいます。1mを超えるので、支柱で支えています。

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 熱帯睡蓮(2013/8/9)。一つずつ咲いていたのがやっと3つそろって咲いてくれました。5個ぐらいが理想ですね。

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 ナツズイセン(2013/8/9)。彼岸花と同じくリコリスの仲間で「葉見ず花見ず」で、葉と花は別々に出てきます。
 丈夫でよく増えるので、庭のあちこちに分散させています。

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 ルリタマアザミ(2013/8/9)。エキノプスという名前で売っていたりします。1株で3個しかは花が上がりませんでした。

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 葉物のハンギング(2013/8/9)。4,5種の木性の葉物を混植したハンギングバスケットで、もともとはクリスマスの飾りとして5年ほど前に作ったのですが、玄関脇に飾りっぱなしです。天井まで伸びても、妻が「このまま、このまま」というので、これさいわいと放っといています。

冷や麦(2013/8/10)

 ごくごく普通の食べ方、「冷や麦ノーマルバージョン」です。

      冷麦に朱の一閃や姉遠し    秋本不死男 [1]
    
 年の離れた姉は私が6歳の時に家を出て行って、私は仙台、姉は京都と離れて暮らしています。冷や麦を食べると姉を思い出す、などというのではありません。
 秋本不死男の上の句が好きで、この句を思い出すと冷や麦が食べたくなり、そのついでに姉も思い出すというのがほんとうです(だいじょうぶ、このブログを姉は見ていません)。

 普通の食べ方なのでとくに書くことはないのですが、いちおう、形式的にこれまでのブログと同じように書いておきます。

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【材料(3.5人分)】
  冷や麦……450g
  トマト……中2個
  キュウリ……2分の1本
  小ネギ……3本
  大葉……5枚
  卵の黄身……1個
  おろし生姜……大さじ1杯
  インゲン……10本
  つけつゆ……300ccくらい

【作り方】
① つけつゆはインスタントです。醤油大さじ3杯と日本酒大さじ3杯を煮きってから水大さじ6杯を加えて冷やしておく。
② 麺つゆ(液)大さじ2杯、昆布だし(液)大さじ1杯、白だし(液)大さじ2杯、万能つゆ(液)大さじ2杯を合せると90cc位なので、それを水360ccで薄める(1:4の割合)。これに①を加えて冷やしておく。
③ 冷や麦を茹で、氷水で十分に冷やして氷水と一緒に器に盛って、湯むきしたトマト(8分の1の櫛形)、キュウリ(斜め薄切り、一度塩を振ってから洗っておく)を添える。
④ 小ネギは小口切り、大葉は1cm長の細切り、ミョウガは縦に二つ割りにしてから小口切りにして、卵の黄身、おろし生姜と一緒に冷や麦に添える。


 卵の黄身は小スプーンで1,2杯入れると味がまろやかになります。うちでは欠かせません。つけつゆは余分に片口の器に用意していて、薄まったらそれを足します。

 一人分100gくらいが目安でしょうが、109歳の義母は50gくらいしかたべないのに、450gでまったく残りません。家族は何も言いませんが、やはり、基本的な食べ方のほうが良いのでしょうね。

 上の写真には写っていませんが、赤と緑の冷や麦がそれぞれ1本ずつ入るように盛りつけました。

 暑い日には冷たい麺と思って作っているのですが、当の私は汗だくになってしまいます。大鍋で茹で上げなくても良い冷や麦があれば理想ですね。もちろん、おいしくなければ意味がありませんが。


    [1] 『わが愛する俳人 第四集』(有斐閣 1979年)p.161。

田舎そうめん(2013/8/7)

 子供の頃、夏休みといってもたぶんお盆の時だと思いますが、そうめんではなくよくうどん(細い乾麺)で食べていました。いわば、田舎の精進料理だろうと思います。春、秋の彼岸の時には温かいつゆうどんとして食べます。

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【材料(3.5人分)】
  そうめん……450g(9束)
  油揚げ……1枚
  干し椎茸(小ぶり)……8枚
  蒟蒻(平)……3分の2枚
  茄子……2個
  人参……4分の1本
  インゲン……10本
  ネギ……1本
  おろし生姜……大さじ0.5杯
  ダシ……1200cc
  サラダ油……適量
  ごま油……適量
  日本酒……大さじ3杯くらい
  薄口醤油……大さじ6杯
  味醂……大さじ1杯
  砂糖……小さじ1杯
  しお……適量…


【作り方】
① ダシは1100ccの水に20cmの昆布を入れ、1時間ほど水出しをしてから沸騰するまで弱火でかける。沸騰したら昆布を引き上げ、混合節(鰹、鰯、鯖)を一つかみ半(私の手は小さい)入れて1分ほど置いてから火を止める。ダシを漉して、干し椎茸の戻し汁を加えて全体で1200cc位にする。
② 具材はすべて3~5cm長、1cm以下の幅の短冊切り(人参は太めの千切り)とする。鍋にサラダ油を引いておろし生姜を入れ、人参から順に炒め、最後にごま油を回しがけする。具材を入れる都度、その量に応じて塩を(少なめに)振っておく。日本酒を加え、アルコールを飛ばしてから、ダシを加える。それに砂糖。味醂、薄口醤油を加えて、塩で味を調節する。最後にネギを加えて30秒ほどで火を止め、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やしておく。
③ 茹で上げたそうめんをみずあらいして冷やして皿に盛りつけ、②をかければ出来上がり。


 これは私の大好物で、いつもおいしいと思って食べるので、今日はうまくいったかどうかはなどという自分の判断は当てにできません。たくさん食べたくて、450gのそうめんを茹でましたが、多すぎました。
 ②を冷やさないで温かい麺にかければ、寒い時期に食べる「田舎うどん」や「田舎にゅうめん」になって、わが家ではその作り方でもよく食べています。

 この料理は、いわば「おふくろの味」なのですが、東北の田舎の「おふくろの味」からはずいぶん変わってきています。決定的な違いは塩味ですが、野菜を炒めるのも昔はしていませんでしたし、混合節も使ってはいませんでした。塩分が少ない分、ダシ味で食べようということです。

 冷たいかけそうめんにしましたが、つけ麺にしても食べます。ただ単に盛りつけ方が違うだけです(つけ麺の場合は少し味を濃くはしますが)。

夏野菜の冷製パスタ  (2013/8/6)

 先日も冷製パスタを作ったのですが、今日はそれにちょっと手を加えてみました。材料としては、パプリカ(カラーピーマン)、ズッキーニ、味としては鶏ガラスープやニンジンをベースにしてオリーブの実、ケーパーベリーを足してみました。
 種から育てたバジルがやっと使えるほどに成長したので、自家製バジルの初使用です(来年はもっと早く種を蒔かなくては……)。

 冷たいパスタを食べたいと思って、結果は大汗をかいてしまいました。


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【材料(4.5人分)】
  スパゲッティーニ(No. 3、1.4mm)……400g
  ズッキーニ……小1本
  赤ピーマン……2個
  ナス……3個
  トマト……3個
  ニンジン……5分の1本
  玉ネギ……4分の1個
  細ネギ……2本
  バジル……7枚くらい
  ズッキーニ……1本
  オリーブの実(緑、種抜き)……12個くらい
  ケーパーベリー……8個くらい
  ニンニク……1片
  赤唐辛子……2分の1本
  鶏ガラスープ(顆粒)……小さじ2杯
  白ワイン……80cc
  オリーブオイル(炒め用)……大さじ1杯
  オリーブオイル(マリネ用)……大さじ5杯
  赤ワインビネガー……大さじ3杯
  バルサミコ酢……大さじ2杯
  塩……適量
  黒胡椒……適量

【作り方】
① フライパンに潰したニンニク、みじん切りの赤唐辛子、オリーブオイルを入れて弱火で香りと味を出し、半月切りのズッキーニとみじん切りのニンジンを炒め、仕上げに塩、胡椒、顆粒の鶏ガラスープを溶かした白ワインを加えてから冷やしておく。
② ナスとパプリカは、オリーブオイルを表面に塗って姿のまま焼く。とくにパプリカは全面に均等に焼け焦げが入るように丁寧に回しながら焼く。焼き上がったナスは皮をむき、縦割りに4分の1くらいに裂いておく。パプリカは皮をむいて千切りに切ってさましておく。
③ 湯むきしたトマトは1~2cmの角切り、細ネギは小口切り、オリーブの実は4半分に切り、ケーパーベリーは小口切り、バジルの葉は粗みじん(手で裂くよりもやや細かく)に切っておく。玉ネギは薄切りにして水にさらしておく。
④ ①、②、③をボールに合せて、オリーブオイル、赤ワインビネガー、バルサミコ酢を和え、塩、胡椒で味を調えて、冷蔵庫で冷やしておく。
⑤ スパゲッティーニを指定時間(5分)より2分ほど長く茹でてから冷やし、マリネ液を絡めて皿に盛り、マリネした野菜をかけて完成。


 作った本人が言うのは変ですが、とにかくおいしかったです。もともと焼きパプリカが好物なのと、オリーブの実がいいリズムを出してくれて、食が進みました(黒オリーブの方が合うということですが、瓶詰めが二本、缶詰が一本、全部緑のオリーブでした)。
 ケーパーベリーはどこへ行ったものやら、あまりいい仕事をしてくれませんでした。いわゆるケーパーを使いたかったのですが、わが家にはないものだと思い込んで、ワインのつまみにしているベリーの方を使いました。作り終えて台所を掃除していたら、並べたボールの陰からケーパーの瓶詰めが出てきました。「あるって言ったわよ!」と妻に怒られました。どうも妻の返事を上の空で聞いていたようです。食材管理は妻の専権事項なので、ときどきこういう事が起きます。
 カラーピーマンは赤だけだったのですが、ズッキーニが黄色のものだったので色合いとしてはそれでよいことにしました(トマトをたくさん使っているので黄色のピーマンもあるといいのですが)。

 酸味で食べる感じもあるランチなので、「酸っぱいもの嫌い」の義母にはどうかと心配しましたが、何も言わずに完食してくれました。感謝。

庭の花:グロリオサ、オミナエシ……

 仙台はずっと雨模様で8月2日に梅雨明け宣言しましたが、今日も曇り日です。広瀬川畔のわが家の庭は、蚊の猛攻がすごくて、ほっときっぱなしの庭は雑草だらけです。
 そんな庭でも少しは花が咲いています。

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 グロリオサ。鉢植えでどんどん増えて少しもてあましています。半蔓性なので草をまとめるのもたいへんです。 (2013/8/3)

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 同じくグロリオサ。黄色いグロリオサと混植です。3個の大鉢に満杯。チューリップが終ったら球根を掘り上げ、その鉢にグロリオサを植えます。3個の大鉢でチューリップとグロリオサが秋と春に交替しています。それで、チューリップもグロリオサも植替え適期ぎりぎりまで遅くなってしまいますが、なんとか維持しています。 (2013/8/3)

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 フロックス。白いフロックスも庭の隅で咲いていますが、雑草をかき分けるのが嫌で写真は撮りませんでした。明日はなんとしてでも草取りをしなくては(明日に延ばすと、また……)。 (2013/8/3)

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 カサブランカ。ずっとたくさんの大輪を裂かせていたのですが、一昨年突然草が小さくなってしまいました。そのときオニユリも同じように小さくなって今年もまだ回復していません。カサブランカは2年の空白でやっと今年花を咲かせるようになりました。ヤマユリも咲いていたのでが、花の盛りをすぎてしまいました (2013/8/3)

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 オミナエシ。最近、山歩きをしてもあまりオミナエシを見かけなくなったので、三年前くらいから庭で見るようにしています。子供の頃は見慣れた何でもない花だったのに。 (2013/8/3)

ミネストローネのスパゲッティ (2013/8/4)

 ミネストローネをたっぷり作って、スパゲッティにぶっかけるという乱暴なランチです。野菜をたっぷりと食べられること、多少冷たくなっても大丈夫なので作って見ました。妻も義母も、どちらかといえば食事を体に溜め込むタイプなので、野菜たっぷりは大事なのです。
 たっぷり作って昼食にも夕食にも、残れば翌日にもと、朝、夕食を作る妻へのゴマすりの意図も少しはあります。
 ミネストローネにたっぷりのホールトマトを加えてトマトスープにしてしまうやり方もありますが、今日はトマト2個だけとして、優しい感じの味を狙いました。

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【材料(10人分くらい、スパゲッティは3.5人分)】
  スパゲッティ(1.4mm)……300g
  ニンジン……1本
  玉ネギ……1個
  長ネギ……1本
  セロリ……1本
  ズッキーニ……1本
  じゃがいも……2個
  シイタケ……5枚
  トマト……2個
  キャベツ……4枚
  ベーコン(ブロック)……70g
  ニンニク……2片
  赤唐辛子……1本
  コンソメ(キューブ)……2個
  オリーブオイル……適量
  白ワイン……100cc
  塩……適量
  黒胡椒……適量
  パルメザンチーズ……適量

【ミネストローネを作る】
① 深いフライパンに潰したニンニク、みじん切りの赤唐辛子、ブロックから1cm角に切っておいたベーコン、オリーブオイルを入れて弱火で香りと味を出す(ベーコンはダシ用と考えているので量は多くしませんでした)。
② 野菜はすべて1~1.5cm角に切っておく。①に火の通りにくいニンジンから順に野菜を加えて炒めていく。加える野菜の量に応じて塩も適宜ふっておく。崩れやすいじゃがいもは最後にする。仕上げに白ワイン、胡椒、パルメザンチーズを加える。
③ ②を鍋に移し、具材にひたひたになるくらいのお湯を加える。コンソメキューブ、塩を加えて味を調整して、中火で20分ほど煮込む。
④ 茹で上げたスパゲッティにオリーブオイルを絡めながら、塩、胡椒を軽く振る。深皿にスパゲッティを盛りつけてミネストロープをかけ、パルメザンチーズを軽くふって完成。


 ミネスロープはスープとしてちょうどよい塩味にしているので、スパゲッティには軽い味になってしまいます。そう思って茹で上げたスパゲッティに塩、胡椒をふってみたのですが、少し足りませんでした。最後に残った野菜とスープの味はちょうどよかったので、スパゲッティそのものに塩味をこれ以上増やすのは考えものです。
 このランチは、塩味で食べるタイプの人には不向きかもしれません。結論から言えば、ミネストローネはミネストローネとして食べ、パスタはパスタとして料理すべきということかもしれません。
プロフィール

hdyondr

Author:hdyondr
山歩き、アユ釣り、ヤマメ釣り、山菜採り、茸狩り、花いじり、読書、美術館巡り、街歩き、などが趣味。加えて、犬と遊ぶこと、ぼんやりしているのも趣味の一つです。最近は、原発事故による放射能汚染で魚、山菜、茸は諦めています。

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