113歳の日々:痰の吸引は辛いのです!


 わが家の113歳の最大の難題は、誤嚥性肺炎です。昨年は4回、今年の1月に1回、誤嚥性肺炎で救急入院しました。どの入院も経過が良くて、1週間ほどで退院できました。
 訪問医の先生の判断で救急車で入院ということになるのですが、どのときもほんの初期の段階で入院の指示が出るので、いつも軽くすんでいます。とはいえ、たった一週間でも妻も私もかなり疲れてしまいます。妻は病院で付きっ切り、私は家事をしながらの病院通い(主な仕事は妻の三食を運ぶこと)ということになります。

 昨年夏ごろから、誤嚥性肺炎の予防策の一つとして自宅で痰の吸引を行うことになりました。器械はレンタルです。使い方は、訪問看護士さんが指導してくださったのですが、看護士さんがやって来たとき、すかさず「この人がやります」と妻が宣言した瞬間から、痰の吸引は私だけの仕事になってしまいました。

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 吸引は、カテーテルを差し込んで行うのですが、左右の鼻の孔と口から差し込みます。カテーテルの太さは3.3mm、4mm、5mmの3種類です。今は4mmを使っています。

 肺炎予防、入院させないために私たちは必至ですが、本人は吸引をとても嫌がります。カテーテルも太い方が効率がいいのですが、ちょっと気の毒なのでまんなかのサイズを使っています。
 吸引を始めたころ、113歳は「やめてー、やめてください!」と叫んでいましたが、一週間ほど経つと「ヤメロー! コラッ、ヤメロー!」と怒鳴るようになりました。
 ときどきは、「ヒトゴロシー!、コロサレルー!」とわめきます。「イタイ!」とか「イヤダ!」という日もあって、反応はいろいろですが、さんざん喚きちらしたあと、「ありがとう」ということもあります。

 昨夜の吸引時のセリフは「コロサレルー!」でしたが、吸引が終わって器械を片付けているときに大きな声ではっきりと
「助けてください。」
「もうやめてください。」
「どうか、殺さないでください!」
と、丁寧に頼まれてしまいました。
 妻も私も「はい、はい。」と大きな声で返事しましたが、今晩も「ヒトゴロシ」をするのです。

 毎日の吸引のせいかどうかはわかりませんが、1月の入院のあとはずっと快調に過ごしています。



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家犬イオ:もう大丈夫!(2017/7/7)


 朝5時22分、玄関でイオににハーネスを装着しているとき、突然体を硬直させて10回ほど立て続けに吠えて動かなくなってしまいました。失禁もしていて、オムツから少し漏れ出して絨毯が濡れています。寝ていたはずの妻も起きだしてきて、二階からは息子が駆け下りてきました。
 吠え出したときほぼ全身を抱きかかえていたのですが、静かになった後にそのまま抱き上げて彼女のベッドに移しました。眼を開けたままぐったりとして身動きもせず、呼吸もとても静かなになっていました。
 数年前にも2回ほど癲癇のような発作が起きたことがありました。獣医さんに処方していただいた薬をちょっとの期間飲んでいたのですが、最近はまったくその症状は出ず、薬もずっと飲んでいませんでした。
 前の発作と比べれば、今朝の発作はあっという間に終わったのですが、間もなく17歳という年齢だけに側を離れることができませんでした。
 呼びかけてもまったく無反応でしたが、30分ほど経つと少しずつ反応するようになりました。妻や息子の呼びかけにもかなり反応するので、飲み水の容器を前に置いて抱きかかえてやると、自力で飲みだしたのでやっと一息つけました。
 少し安心して側を離れると、自分で立ち上がり、あいさつ回りよろしくぐるぐる歩き出したので、もう一度ハーネスを着けなおして散歩に出かけました。いつものようにオシッコとウンチをして戻り、朝食に二口ほど口をつけてから、自分のベッドに横たわって休みました。
 写真は、散歩から戻って休んでいるときのものです。

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113歳の日々:今日の夕食(2017/7/5)


 夕食の前に、ベッドの上で器械を使って痰の吸引をします。痰の吸引をして、車椅子で義母をベッドから食卓まで移動させるのが夕食時の私の担当で、それから妻が食事の世話を始めます。手の空いた私は、ワインを飲みながら義母の食事の様子を撮ることにしました。


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食前の漢方薬「抑肝散」から始まります。ときどき興奮状態になってしゃべり続けることがあるので、この薬を飲むようになりました。
 耳がすっかり遠くなってしまった義母の右耳には補聴器はが入っています。また、瞼が垂れ下がってしまうのをテープで防いでいます。以前に瞼の上の皮膚を少し詰めてもらうプチ整形をやってもらおうかという話が出ましたが、なるべく「生まれたままの体で」ということで諦めました。プチ整形の代わりのサージカルテープです。


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お茶(麦茶)を飲んで漢方薬の口直しです。


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ここで初めて入れ歯を入れます。妻が世話をするときは、こうして自分で入れます。私が世話をする朝食時には、私がさっさと入れてしまいます。


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最初のの食事は、味噌汁です。義母の食事はこのように一品ずつ片付ける形になりました。


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ご飯は柔らかめに焚いたもので、今日は焼き鮭をほぐしたものをのせてあります。


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最後は、大好物のかぼちゃの煮物です。マヨネーズを少し入れてつぶしたものをあっという間の完食です。


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かぼちゃで終わりのはずでしたが、昼食の残りのそうめんに挑戦しました。これも美味しそうに平らげました。もともと、麺類も大好きなのです。

 この後、いくつか処方薬やサプリメントを飲んでから、入れ歯をはずし、うがいや歯ブラシで口中をきれいにし、仕上げはマウスウォッシュ液で口腔清掃をします。




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113歳の日々:サクランボと桜桃


「今日のデザートはサクランボだよ。」
「ああ、桜桃だね。」

サクランボと呼ぶのは、昭和21年生まれの娘。
桜桃と言い直したのは、明治37年生まれの母。

それにしても、いつごろから「サクランボ」という子供っぽい呼び方が定着したのだろう。


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   (2017/6/29 9:11)




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113歳の日々:カッペリーニとスパゲッティ


 しばらくぶりのランチの話です。毎日、昼食を作っているものの、たいていの場合は手持ち(頭の中)のレシピの繰り返しが多くなって、珍しくもないので写真を撮ることもめったにしなくなりました。たまに新しいレシピにも挑戦しますが、その時は味見に夢中になって写真を撮り忘れてしまいます。

 3月末に113歳になった義母は、112歳の1年間に5回の救急入院をしました。1回だけはインフルエンザでしたが、残りはすべて誤嚥性肺炎でした。年齢が年齢だけに、いつも救急車で搬送ということになってしまいます。
 誤嚥性肺炎と言っても、じっさいに食べ物が肺に入ってしまうというよりも、口内細菌が肺に入ってしまうのが原因のようで、カテーテルでの痰の吸引や食後の口腔ケアが欠かせなくなりました。
 ずっと家族と同じ食事をしていたのですが、少しずつ変わってきています。ご飯は家族とは別に柔らかめのものを食べています。私が担当の昼食も、うどんや日本そばなどは同じものですが、パスタは別仕立てになりました。ショートパスタが難しくなり、この頃はスパゲッティも苦労するようになりました。そこで、同じメニューでも、私たちにはスパゲッティで、義母にはカッペリーニのような細いパスタで作っています。


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茄子とトマトのパスタ(ピーマンも入っています)。上が私たち家族のスパゲッティ製で、下は義母用のカッペリーニ製です。
カッペリーニを使うのは、たまたま細いパスタはそれしか台所になかったためです。義母の一食分は35~40gほどです(この後、大好きなアンパンなどを食べたりしますが)。


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ボンゴレ・ビアンコ。カッペリーニの義母の分は、アサリの殻もはずしています。
義母もずっと平皿でパスタを食べていたのですが、フォークで取り上げるときに皿の外へこぼすことが多くなりました。そこで義母の器は小どんぶりに替えました。これだと器の壁面をスライドさせるように持ち上げると、まっすぐ上にあがるのでこぼすことが少なくなりました。「パスタ丼」ですね。




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Author:hdyondr
山歩き、アユ釣り、ヤマメ釣り、山菜採り、茸狩り、花いじり、読書、美術館巡り、街歩き、などが趣味。加えて、犬と遊ぶこと、ぼんやりしているのも趣味の一つです。最近は、原発事故による放射能汚染で魚、山菜、茸は諦めています。

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